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チロシンキナーゼ阻害剤によるCML治療の効果判定法と服薬中止の可能性

発表形態:
総説
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2019年01月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
草場 香那, 木村 晋也
題名:
チロシンキナーゼ阻害剤によるCML治療の効果判定法と服薬中止の可能性
発表情報:
医学のあゆみ 第1土曜特集:白血病UPDATE, 白血病各論 巻: 268 号: 1 ページ: 67 - 71
キーワード:
概要:
ABLチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)であるメシル酸イマチニブの登場によって、慢性骨髄性白血病(CML)の治療は劇的な進歩を遂げた。第二(ニロチニブ、ダサチニブ、ボスチニブ)および第三世代(ポナチニブ)のTKIも臨床で使用できるようになり、さらに治療成績は向上し、CMLでは治療不要寛解(TFR)が治療目標となってきた。現在の主流な治療効果判定はRQ-PCRによるbcr-abl mRNA発現量で判定し、一定の治療効果が得られているCML患者は、安全にTKIを中止できることがわかってきた。多数のTKI中止試験が世界中で進行しており、TKI中止における至適なTKIs内服期間や、中止を予測できる因子の解析が進んでいる。
抄録:

英語フィールド

Author:
Kusaba Kana, KImura Shinya
Title:
Evaluation of CML therapy by tyrosine kinase inhibiters and possibility of stop them
Announcement information:
Vol: 268 Issue: 1 Page: 67 - 71
An abstract:
ABLチロシンキナーゼ阻害剤(TKI)であるメシル酸イマチニブの登場によって、慢性骨髄性白血病(CML)の治療は劇的な進歩を遂げた。第二(ニロチニブ、ダサチニブ、ボスチニブ)および第三世代(ポナチニブ)のTKIも臨床で使用できるようになり、さらに治療成績は向上し、CMLでは治療不要寛解(TFR)が治療目標となってきた。現在の主流な治療効果判定はRQ-PCRによるbcr-abl mRNA発現量で判定し、一定の治療効果が得られているCML患者は、安全にTKIを中止できることがわかってきた。多数のTKI中止試験が世界中で進行しており、TKI中止における至適なTKIs内服期間や、中止を予測できる因子の解析が進んでいる。


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