日本語フィールド
著者:青木洋介題名:広すぎる「安全ネット」を安全に狭めるための“消去法” 発表情報:総合診療 特集:“消去法”で考え直す「抗菌薬選択」のセオリー -広域に考え、狭域に始める, Editorial 巻: 33 号: 7 ページ: 759-759キーワード:概要:1981年、208名の判事を被験者として16件の仮想犯罪事例それぞれに量刑を下す研究が、米国で行われました1)。すると、たとえば、全判事の平均刑期「8.5年」の事例の最長刑期は「終身刑」、あるいは同「1.1年」の最長刑期は「15年」と、かなりのバラつき?ノイズ?があることが判明し、特定の犯罪に固有の量刑の範囲が定められることになりました。このようなことを背景に生まれたのが「ガイドライン」です。
「診療ガイドライン」も、医師間の診療方針のバラつきをなくし、医療の焦点をゆるやかに絞ることを目的とした診療支援ツールです。しかし、“唯一の真実”というわけではありません。一定方向に偏移すると、ノイズが低減される代わりに「バイアス(≒偏重)」が生じます。抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 33 Issue: 7 Page: 759-759