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発表形態:
著書
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2023年07月
DOI:
10.11477/mf.1429204352
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
青木洋介
題名:
発表情報:
総合診療 特集:“消去法”で考え直す「抗菌薬選択」のセオリー -広域に考え、狭域に始める 巻: 33 号: 7 ページ: 770-771
キーワード:
概要:
抗菌薬適正使用の実践には「適切な薬剤の選択」が重要です。 しかし、「適切な」薬剤の判断は医師ごとに異なる場合もあり、また1つの薬剤だけが正解という状況も多くはありません。 たとえば、身体に「良い」食物をあげることは難しいですが、「良くない」食物は連想できます。 (とても脂っこい、あるいは塩辛い、甘すぎる、熱すぎる食べ物でしょうか) これらを避けることが、身体により良い物を食すことにつながるように、抗菌薬選択でも「不適切な」薬剤を避けることが、「より適切な」薬剤の使用につながります。 通常の試験問題では「正しいのはどれか?」という形式が推奨されます。 しかし実際の臨床では、“正解”がよくわからない場面もあります。 このような場合、「“不正解”あるいは“不要と判断するもの”以外から選択する」という、“消去法”のアプローチは一考の価値があります。 「ピンポイントな正解かどうかはわからないが、間違いではない」という判断を積み上げるほうが、「最適な抗菌薬を1つ選ばなければならない」と考えるより安心であり、周囲も受け入れやすいのではないでしょうか。 本特集では、初期治療薬として「必要性が低い抗菌薬はどれか?」という視点をもつことで、広域に考えつつ、より狭域で適正な抗菌薬選択を行うことを企図しました。
抄録:

英語フィールド

Author:
Title:
Announcement information:
Vol: 33 Issue: 7 Page: 770-771


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