日本語フィールド
著者:青木 洋介題名:1.発熱発表情報:Medical Practice 特集:臨床検査の考え方と進め方, 第2章 各論①症候編 -各症候に対する診断アプローチ 巻: 38 号: 臨増 ページ: 56-62キーワード:概要:「診断・治療方針決定に必要な検査」「1. 非特異的検査を十分に活用する」本稿では, 外来患者, あるいは診断未確定の発熱患者を対象として解説する. 初診時に "感冒様症状" と印象を抱く患者の一部に, 精査を要す疾患が隠れている. 表1に, 受診を繰り返す発熱患者の鑑別疾患の一覧を示す. 発熱の原因としてこれらの疾患を疑う場合, 例えば, 腫瘍マーカー, あるいは自己抗体パネルを最初から検査することは推奨されない. 発熱の原因精査の初期診療では, 感染症, 腫瘍性疾患, アレルギー・膠原病という大きなカテゴリーのどこに入るかを示唆する検査をまず選択すべきである. この基本診断アプローチにおける, 尿検, 末梢血検査 complete blood count (CBC) , 生化学検査の有用性 (high utility) は, おそらく過小評価にとどまっている. 抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 38 Issue: 臨増 Page: 56-62