日本語フィールド
著者:濵田 洋平, 青木 洋介題名:目標達成に向けて 急性気道感染症発表情報:臨牀と研究 特集:外来における抗微生物薬の正しい使い方 巻: 97 号: 8 ページ: 941 - 945キーワード:概要:「はじめに」抗菌薬は感染症を治癒せしめるという点で, 医療において重要な役割を果たす薬剤であるが, その一方で使用に伴って, 抗菌薬耐性と耐性菌による感染症の増加が世界的に喫緊の課題となっている. 日本において, 人口千人あたりの抗菌薬の1日使用量が15.8DDD(Defined Daily Dose)と報告されている. 世界的に見れば最も多い群には含まれず, 我が国の抗菌薬耐性率は諸外国に比べて低いものの, 感染症に脆弱な高齢化社会での医療では, 今以上に抗菌薬を適正に削減し, 耐性化低減に努める余地が残されている. 日本の薬剤耐性(AMR)アクションプランの成果指標に, 『2020年の人口千人あたりの1日抗菌薬使用量を2013年の水準の3分の2に減少させる』ことが設定されている. 国内の抗菌薬販売量は2019年まで緩やかに減少傾向にあるが, その減少幅は小さくなりつつある.抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information:The Japanese journal of clinical and experimental medicine Vol: 97 Issue: 8 Page: 941 - 945