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脊椎手術例における血清ビタミンD充足度と骨代謝マーカーの関係

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2021年03月
DOI:
10.5035/nishiseisai.70.278
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
野々上 湧人, 森本 忠嗣, 平田 寛人, 白木 誠, 園畑 素樹, 馬渡 正明
題名:
脊椎手術例における血清ビタミンD充足度と骨代謝マーカーの関係
発表情報:
整形外科と災害外科 巻: 70 号: 2 ページ: 278 - 283
キーワード:
概要:

【背景】骨粗鬆症の病態評価として骨代謝マーカーが計測されるが,血中25OHD(25 hydroxyvitamin D)濃度と骨代謝マーカーとの関係は明らかでない.今日,血中25OHD濃度と骨代謝マーカー等との関係を調査することを目的とした.【方法】60歳以上の脊椎手術例のうち,骨粗鬆症治療例・脊椎転移例などを除外した129例を対象とし,血中25OHDと年齢,骨代謝マーカー(骨型酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ,1型プロコラーゲン-N-プロペプチド),副甲状腺ホルモン,血中CaP積や腰椎骨密度の関係を調査した.【結果】血中25OHDの平均値は16 ng/mlと低く,74%がビタミンD欠乏であった.25OHDと骨代謝マーカー等の間には有意な相関は認めなかった.【考察】対象症例の74%がビタミンD欠乏例だったが,骨代謝マーカーや骨密度ではその影響が顕在化せず,ビタミンD欠乏が過小評価される可能性が示唆された.

抄録:

英語フィールド

Author:
Title:
Announcement information:
Vol: 70 Issue: 2 Page: 278 - 283


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