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著者:村山 雅俊、森本 忠嗣、塚本 正紹、小河 賢司、園畑 素樹、馬渡 正明題名:経験と考察 化膿性脊椎炎と感染性心内膜炎の合併例発表情報:整形外科 巻: 70 号: 5 ページ: 417-422キーワード:概要:2004年1月~2015年12月に治療を行った化膿性脊椎炎107例のうち感染性心内膜炎(IE)ありの6例(男4例、女2例、平均年齢70歳)の特徴についてIEなしの101例(男58例、女43例、平均年齢71歳)と比較検討した。IEあり群では6例中4例で心疾患の既往を認めた。先行感染は、IEあり群では1例にペースメーカー感染を認め、IEなし群では尿路感染症が15%ともっとも多かった。合併症はIEあり群では1例で脳梗塞および他部位への感染を認めた。IEなし群では他部位の感染併発を13%に認めた。死亡率はIEあり群17%(1例)、IEなし群1%(1例)であった。起炎菌はIEあり群は全例グラム陽性菌であり、IEなし群の起炎菌同定率は71%で、グラム陽性菌74%、グラム陰性菌22%であった。IEあり群で心臓手術を要した4例のうち1例は死亡し、保存的治療例の1例は改善し自宅退院、1例は難治性菌血症へ移行した。抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 70 Issue: 5 Page: 417-422