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原発性副甲状腺機能亢進症の初期診断における整形外科の関与

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2019年09月
DOI:
10.5035/nishiseisai.68.805
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
*北島 雄人, 森本 忠嗣, 園畑 素樹, 馬渡 正明
題名:
原発性副甲状腺機能亢進症の初期診断における整形外科の関与
発表情報:
整形外科と災害外科 巻: 68 号: 4 ページ: 805-807
キーワード:
概要:
骨粗鬆症や骨腫瘍の鑑別疾患として原発性副甲状腺機能亢進症(PHP)が知られるが,初期診断における整形外科の関与についての詳細な報告例はない.当院にて2005年8月~2016年11月のうちにPHPと診断された100例を対象とし,整形外科受診歴と加療内容,診断の契機,単純X線所見,骨粗鬆症,脆弱性骨折の既往を調査した.整形外科受診歴があったのは34例(34%)で,そのうち16例が原発性骨粗鬆症として加療されていた.整形外科受診を契機に診断されたのは15例(15%)であったが,特徴的な骨病変所見を契機として発見された症例はなかった.PHP診療において整形外科は初診で関わることは稀ではなく,多くは原発性骨粗鬆症として加療されていた.骨粗鬆症の診断・加療では鑑別疾患としてPHPを念頭において診療にあたる必要性があることを認識させられた.
抄録:

英語フィールド

Author:
Title:
Announcement information:
Vol: 68 Issue: 4 Page: 805-807


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