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固相反応により作製したハロゲン化鉛系ペロブスカイトの光学特性

発表形態：: 一般講演（学術講演を含む）
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 単著
発表年月：: 2019年09月

DOI：
会議属性：: 国内会議
査読：: 無し
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

江良正直読み: えらまさなお

題名：

固相反応により作製したハロゲン化鉛系ペロブスカイトの光学特性

発表情報：

第47回（2019年秋季）応用物理学会講演会

キーワード：

lead halide perovskite, mechanochemical reaction, emissive material

概要：

抄録：

ハロゲン化鉛系ペロブスカイト化合物は高効率な太陽電池材料および発光材料として広く研究がなされている。近年、このペロブスカイト化合物を溶媒を使わずに作製する方法が報告されているが、1,) 我々はすでに2002年春季応用物理学会において、固相反応により臭化鉛系ペロブスカイト及び層状ペロブスカイト化合物が作製できることを報告している。２)　特に、この方法で作製したペロブスカイト化合物は、高効率の発光を示すことを確認している。ここでは、発光特性を中心に固相反応より作製した鉛ハライド系ペロブスカイト化合物の発光特性を報告する。ハロゲン化鉛系ペロブスカイト化合物及び層状ペロブスカイト化合物は、対応する有機アミンとハロゲン化鉛を乳鉢ですり潰すことにより得られる。また、ボールミルを用いてより効率的に作製することができる。図１に固相反応に得られた臭化鉛系ペロブスカイト(CH3NH3)PbBr3の写真を示す。図１からわかるように乳鉢ですり潰すだけで試料の色が無色からオレンジ色に変化し臭化鉛系ペロブスカイトが形成されることが示唆された。図２の吸収スペクトルからも臭化鉛系ペロブスカイトの形成が確認された。また、写真で示すように固相反応法により作製されたペロブスカイトは紫外線照射下で強い緑色の発光を示した。本発表では、固相反応により作製されたペロブスカイト及び層状ペロブスカイト化合物の構造や発光を中心とした光学特性について報告する。

英語フィールド

Author：

Masanao Era

Title：

Optical Properties of Lead Halide Perovskites Prepared by Solid State Reaction

Announcement information:

2019 Autumn Meeting of JSAP

Keyword：

lead halide perovskite, mechanochemical reaction, emissive material