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検査 上腕骨大結節CTハンスフィールド値と腱板断裂との関係

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2022年08月
DOI:
10.11296/katakansetsu.46.18
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
泉 政寛, 玉井幹人, 伊藤恵里子, 古畑友基, 秋山隆行, 池邉智史, 馬渡正明
題名:
検査 上腕骨大結節CTハンスフィールド値と腱板断裂との関係
発表情報:
肩関節 46(1)18-21
キーワード:
ハンスフィールド値, 大結節, 腱板断裂
概要:
海綿骨CTハンスフィールド値(以下HU値)は骨密度に高い相関性を示すといわれている.本研究の目的は,上腕骨大結節部のHU値と腱板断裂の大きさや断裂腱の脂肪変性の関係を明らかにすることである.2018年4月~2021年4月までに当院で行った鏡視下腱板修復術患者117肩を対象とした.HU値の測定は上腕骨大結節部,棘上筋停止部,棘下筋停止部の3か所で測定した.上腕骨大結節部のHU値と腱板断裂の大きさ,腱板構成筋の脂肪変性を検討した.上腕骨大結節部全体,棘上筋停止部,棘下筋停止部のHU値はそれぞれの群間で有意差は認めなかった.すべての部位にて断裂径によるHU値に有意な差は認めなかった.脂肪変性によるHU値は棘上筋停止部,棘下筋停止部ともに脂肪変性のグレードが高いほどHU値が低値であった. 断裂して長時間経過した脂肪変性の強い腱板断裂患者において大結節部に長期間機械的な刺激が加わらないことが,大結節部の骨吸収を増加させると考えられた.
抄録:

英語フィールド

Author:
Title:
Announcement information:
Keyword:
Hounsfield unit, Greater tuberosity, Rotator cuff tear


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