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超音速環状旋回流れに及ぼす非平衡非均一凝縮の影響

発表形態:
一般講演(学術講演を含む)
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2019年03月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
新林和樹,松尾繁,福島悠介,Shibanul Haque
題名:
超音速環状旋回流れに及ぼす非平衡非均一凝縮の影響
発表情報:
日本機械学会九州支部第72期総会講演会,2019.3.14,九州工業大学
キーワード:
概要:
湿り空気や水蒸気などの凝縮性気体が超音速ノズル内を流れる場合,内部の流動場では非平衡凝縮現象が起こる.この凝縮現象は水蒸気分子自身の衝突・合体によって凝縮の核ができることから均一凝縮とも呼ばれている.一方,外来の粒子,例えば,塵や化学反応により生ずる物質を核として起こる場合は非均一凝縮と呼ばれている.この非均一凝縮では固体微粒子の大きさや数密度が流れ場に影響を及ぼすものと考えられ,これまでに幾つかの研究例がある.ところで,一般的な生活スタイルの中で最も消費されるエネルギー資源は化石燃料であるが,近年の環境問題に対する意識の高まりとともに,燃焼時の二酸化炭素の排出量が他と比較して少ない天然ガスの需要が世界的に増している.なお,天然ガスからLPガスを生産する場合,凝縮性気体や微粒子などの不純物の分離・抽出が必要となる.近年,超音速環状ノズル内で起こる均一凝縮と旋回流を用いることで,凝縮性気体の分離・抽出が可能となる技術が開発されつつある.本研究は,超音速環状ノズル内の非平衡非均一凝縮を伴う流れを数値的に解析し,旋回を伴う流動場に及ぼすよどみ点状態の初期相対湿度の影響を調べることを目的としている.
抄録:
天然ガスからLPガスを生産する場合,凝縮性気体や微粒子などの不純物の分離・抽出が必要となる.近年,超音速環状ノズル内で起こる均一凝縮と旋回流を用いることで,凝縮性気体の分離・抽出が可能となる技術が開発されつつある.本研究は,固体微粒子を含む超音速環状ノズル内の非平衡非均一凝縮流れを数値的に解析し,旋回を伴う流動場に及ぼすよどみ点状態の初期相対湿度の影響を調べることを目的としている.

英語フィールド

Author:
Title:
Effect of Heterogeneous Condensation on Swirling Flows in a Supersonic Annular Nozzle
Announcement information:


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