日本語フィールド
著者:城島昂太, 野出孝一題名:虚血性心疾患のイベント抑制を目指した糖尿病管理発表情報:Medical Practice 特集:虚血性心疾患 -変わりつつある診断と治療-, 治療/実地医家のためのわかりやすい虚血性心疾患の最新治療 巻: 39 号: 2 ページ: 271-276キーワード:Metformin(治療的利用), 冠動脈疾患(病因), 糖尿病-2型(合併症, 薬物療法), 心筋虚血(病因), Exenatide(治療的利用), Liraglutide(治療的利用), Albiglutide(治療的利用), Canagliflozin(治療的利用), Lixisenatide(治療的利用), Dapagliflozin(治療的利用), Empagliflozin(治療的利用), Dulaglutide(治療的利用), Semaglutide(治療的利用)概要:「はじめに」 2型糖尿病は冠動脈疾患coronary artery disease (CAD)を含む動脈硬化性心血管疾患atherosclerosis cardiovascular disease (ASCVD)のハイリスク群として知られており, 無症状であっても冠動脈に有意狭窄病変を有する患者が約30%に認められるとの報告もある. また, CADは糖尿病と診断される以前の耐糖能障害の段階から認められるため, 糖代謝異常を発見した時点でCADの合併を疑う必要がある. 虚血性心疾患のイベント抑制を念頭においた糖尿病治療は, 医療経済や日常生活動作activities of daily living (ADL)の維持などの観点からも重要な課題の一つである. 近年, 新規糖尿病治療薬については心血管疾患リスクを増大させないことが求められるようになり, これまでにsodium glucose cotransporter 2 (SGLT2)阻害薬やglucagon-like peptide-1 (GLP-1)受容体作動薬が心血管疾患を抑制することが報告されてきた.抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 39 Issue: 2 Page: 271-276