日本語フィールド
著者:夏秋政浩, 野出孝一題名:1.冠動脈疾患:出血リスク・血栓リスクをどのように評価するか?発表情報:Heart View 特集:抗血小板・抗凝固薬投与の問題は解決した?, 診る 巻: 25 号: 1 ページ: 4-11キーワード:高出血リスク , ARC-HBR , 日本版HBR , 高血栓リスク , CREDO-Kyotoリスクスコア 概要:冠動脈ステント留置後は, ステント血栓症予防のため, 抗血小板薬2剤併用療法 (DAPT) が推奨されている. 一方, DAPTの長期投与により出血リスクを高め, 死亡率を増加させることも報告されており, 患者ごとに出血, 血栓リスクを評価し, 至適DAPT期間を決定することが重要である. 「Point」1 日本人における出血リスク評価には, 日本版HBRが有用であり, 1~3カ月の短期DAPTが推奨されている. 2 血栓リスク評価には, ガイドラインにおいて血栓リスク評価指標が示されており, 高血栓リスクの患者でHBRに該当しない場合, 3~12カ月の長めのDAPT期間が推奨されている. 3 HBR評価基準やリスクスコアを参考に, 出血リスク, 血栓リスクを評価し, 患者ごとに適切なDAPT期間を決定することが重要である.抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 25 Issue: 1 Page: 4-11