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著者:*加藤 徹, 野出 孝一題名:高血圧初診患者の診療手順発表情報:カレントテラピー 特集:JSH2019高血圧治療ガイドライン-実地臨床への活用ポイント 巻: 38 号: 3 ページ: 223-227キーワード:概要:高血圧診療の目的は、脳心血管病の発症抑制と死亡や患者QOLの確保にある。降圧治療には、薬物療法だけでなく生活習慣の修正といった薬物以外の治療も重要である。初診時に高血圧を認めた未治療高血圧患者に対しては、血圧が持続的に高いか否か、また血圧レベルはどれくらいかの評価、診察時血圧だけが高いのか家庭血圧はどうか、二次性高血圧の有無、高血圧患者の予後影響因子である脳心血管や臓器障害、高血圧以外の危険因子について評価する。血圧レベルと予後影響因子により、高リスク、中等リスク、低リスクの3群に層別化する。層別化されたレベルに応じて、生活習慣の修正とともに降圧薬による治療を遅滞なく開始する。本稿では『高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)』を基に、高血圧初診患者の診療手順についてまとめる。抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 38 Issue: 3 Page: 223-227