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高度IT資格制度を対象とする国際規格ISO/IEC 24773

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2019年01月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:
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日本語フィールド

著者:
掛下 哲郎,鷲崎 弘宜 読み: カケシタ テツロウ,ワシザキ ヒロノリ
題名:
高度IT資格制度を対象とする国際規格ISO/IEC 24773
発表情報:
情報処理学会デジタルプラクティス 巻: Vol. 10 号: No. 1 ページ: pp. 158-176
キーワード:
ISO標準,高度IT資格,ソフトウェア工学,システム工学
概要:
抄録:
社会におけるITサービスの高度化を支える高度IT人材の能力を適切に評価するために,さまざまな高度IT資格制度が運用されている.ISO/IEC JTC1/SC7/WG20では,国際的に通用する高度IT資格制度に関する要求事項の定義を目的としてISO/IEC 24773:2008(ソフトウェア技術者を対象とする資格制度に対する比較の枠組み)の改訂を進めている.規格改訂の過程では,高度IT資格制度を実際に運営しているIEEE Computer Society,INCOSE(The International Council on Systems Engineering),情報処理学会等の協力を得て規格改訂を進めるとともに,関連する規格を有するCEN(欧州標準化委員会)やIEA(International Engineering Alliance)とも連携して賛同者を増やした.また,規格を4つの部分に分けて設計し,作業やスケジュールの分散を図った.さらに,ISO/CASCOとのコミュニケーションを密に行うとともに,情報処理学会の認定情報技術者制度(CITP)を通じたフィージビリティスタディを通じて規格の妥当性を確認するなど,リスクを低減するための取り組みも併せて行った.既存の情報処理技術者試験や技術士(情報工学)資格は本規格に準拠できないが,CITP制度を導入することで,既存資格を活かしつつ,この問題を解決できる.本規格は改訂途上にあるが,Part 1を中心とする基本部分は国際規格案(DIS, Draft International Standard)投票を通じて承認され,ほぼ完成した.

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Author:
Title:
Announcement information:
Vol: Vol. 10 Issue: No. 1 Page: pp. 158-176


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